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廃止に至る経過説明

11月1日(土)の山梨日日新聞を読まれた沢山の方から惜しむ声を頂き「何故?」かの疑問を寄せられましたので説明させて頂きます。

ここ峡南地方は山梨県1番の過疎地帯で子供の数は昭和30年代の20~30分の1に減少しています。1000人いた小学校も今は50人程に減っています。

この過疎を何とかしようと立ち上がった同志がいます。

50年前に地元の高等学校で机を並べて学んだ同級生6人のお爺さん達が、まったくのボランティアで町おこしをしようと全国の町おこし成功事例を見て歩き、その結果地域に根付いたもの、また歴史の有る物と言うことで「富士川舟運を100年ぶりに復活させる」ことにしました。

3年間の準備を経まして国や県の同意や応援を得て3年前に運航開始しました。初年度2000人、2年目4000人、今年8000人と倍々と乗船人数も増え乗船者数の内訳も山梨県外から70%以上と順調に当初の目的に沿って来ましたが収支面から見ますと事業になっていません。

そこで永続するための事業の再構築を計るべく航路の見直し、運航方法の変更に伴う運輸免許取得を行いました。

またお客さん商売で有る以上施設の充実は欠かせません。床の抜けた待合場、汲み取り式の仮設トイレ、国道から離れた解りずらい乗船場等々どれを取っても改善しなければなりません。

そこで1km上流にある富士川町所有の「塩の華ドライブイン」の駐車場の一部借用を町長さんに申し出たところ「NO」でした。いつも空いている駐車場が満杯を理由に。 乗船場を移すことによって相乗効果が出ると思いますが。

また新聞のコメントに「民間企業には応援は難しい」と有りましたが、私たちの「富士川舟下り」を民間の営利事業と見てるのでしょうか?

そのような扱いの中でこれから続けても到底創業の目的は達成できません。

地域興しは官民一体でやらなければ出来ませんし、結果は出ません事を全国の町おこしを見て痛感してました。

これまでインターネットで応援してくれた多数の皆様、上記の理由をご理解いただきまして廃業に至る経緯の説明に変えさせて頂きました。

この事業に直接携わってくれたNPOの理事や船頭、スタッフには感謝しても余り有ります。

事業収入を補填するべく何一つ文句も言わず出稼ぎに行って働いてくれた船頭達、真冬の川に飛び込み手で川を掘ってくれたこと、総てが自分の出来る範囲で地域興しに貢献すると言う会社のミッションに賛同してくれたことに深く感謝してます。  人生で出会った最高の仲間たちです。

                                                     オーナー 小林 盛
 
 


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